この記事は、私の転職活動の記録を残しつつ、これから転職活動をする方の参考になる情報をまとめる転職活動記です。
これまでの記事で、以下についてまとめてきました。
- 転職活動を始める理由と、軸として決めていること
- エージェントとの初回面談とそれに向けての準備、エージェントの良し悪し
- 応募書類(職務経歴書)作成のコツ
今回は面接準備と面接本番について。
これを見ているあなたは面接は得意でしょうか?
私は得意だと信じています笑
ちょっと人見知りなので好きではないですけどね。
面接については、営業時代にエンジニアの面談に100回以上参加していました。
また、請負案件で外注のエンジニアの採用面談に採用側として参加した経験もあるので、面接官側の視点も持っています。
これが面接が得意だという根拠です。
私自身、エンジニア派遣やSES等の面談では通過率が高く、コツはつかんでいると思っています。
どんな準備を行って、本番ではどんな意識で臨めばいいか、具体的に解説していきます。
トピックはこちら。
- 面接の合否は8割方準備で決まる
- 自己紹介、転職活動をする理由、志望動機、自己PRを書き出す
- 面接を受ける企業を調べ、質問をリストアップしておく
- zoom面接ならテレビ会議形式での面接の準備もしておく
- 面接中は落ち着いて質問に答える
備忘として経験したことと所感を書き残していきます。
あなたの転職活動の参考にどうぞ。
現在の自分の属性
- 35歳
- 開発職7年目(現在上場企業のプロジェクトリーダー)
- 営業職5年経験(最終的に営業拠点責任者)
- 開発でも営業でも派遣・受託開発・パッケージ製品導入など
様々な案件の経験あり
PLとしては現在3案件目の上流工程中です。
(追記:転職活動の結果、退職が決まったので、途中で抜けることになりました)
キャリアパスとしては、エキスパートではなくジェネラリストで、広く浅く様々な分野の知識、経験があります。
ウォーターフォール型の案件の一通りのフェーズはもちろん経験していますし、サーバ構築やDBのパフォーマンスチューニングも大枠は理解しており、自分でできます。
現職では、プロジェクトマネジメントをしつつ自ら実装することも求められるのですが、実装力はそれほど自信がありません。
プログラマとしての能力は中の下〜中の中くらいです。
1つ目の案件が2年近くやっていたので、案件数の割には歴は長め。
営業としては結構ブランクがありますが、やれないことはないと思っています。
個人的にはPM、コンサル志向なのですが、選択肢としてなくはない、みたいな感じです。
面接の合否は8割方準備で決まる
就活・転職活動の面接攻略法で情報収集をするとよく言われているかもしれませんが、事前の準備は本当に大事です。
8割方準備で合否が決まる、と言っても過言ではないと思っています。
ちなみに残りの2割は当日の受け答えと小手先のテクニックです。
これについては「面接時に気を付けること」で後述します。
では、具体的な準備の手順を解説します。
自己紹介、転職活動をする理由、志望動機、自己PRを書き出す
まずは、自己紹介、転職活動をする理由、志望動機、自己PRを書き出します。
少し面倒ですが、自分の考えを一度言語化しておくことで、思考を整理できるのでやりましょう。
書き出しておくことで、暗記しなくても近いことは自分の口で話せるようになります。
私自身、エージェントから指示を受けて書き出しました。
正直、やるまでは面倒だと思っていましたが、整理して書き出すことで筋の通った内容か事前に確認できます。
書き出した内容に自信がなければエージェントの担当者に相談して、客観的に見て納得感があるか確認してもらうのもよいです。
私が転職活動時に書き出したのはこんな感じでした。
氏名等の具体的な名称はぼかしていますが、それ以外はそのまま作ったものです。
面接を受ける企業を調べ、質問をリストアップしておく
志望動機を書き出す際に企業を調べることになりますが、この時に質問事項についてもリストアップしておきます。
汎用的な質問だと↓のような感じですね。
- 縁があって、入社できた際には具体的にどのような業務を行うのか、具体的に教えてほしい
※エージェントからもらった募集要項を確認して、不明点があったり具体的な業務内容がわからない時 - 福利厚生はどんなものがあるのか
- 社員の評価制度はどのようになっているか
- 在宅勤務/出社の割合はどのようになっているか
この他、コーポレートサイトや、上場企業なら決算資料にも目を通しておくと、質問を考えやすいです。
会社によるのでテンプレみたいなものはありませんが、例えばこんな感じです。
- 決算資料を拝見すると〇〇事業が一番収益が出ているが、最も規模が大きい事業が○○という認識で良いか
- 派遣やSES等の客先常駐の案件においてJava案件を中心に扱う、との記述があるが、他の言語を扱う案件はどの程度あるのか
面接に参加する企業の担当者に応じて、質問の内容も変えましょう。
例えば、複数回面接がある会社であれば、初回は採用担当者や現場の社員、2回目以降であれば役員や社長が参加するケースが多いです。
採用担当や現場社員が面接に参加する際は、具体的な業務内容や制度についての質問をしましょう。
一方、役員や社長が参加する際は企業理念や会社の中長期的な成長イメージについて質問する、といった感じで準備できればOKです。
zoom面接ならテレビ会議形式での面接の準備もしておく
小手先の話になりますが、zoomなら背景画像を用意するか、部屋を掃除しておきましょう。
少しでも印象を良くするために、デスクライトなどで自分の顔を明るくすることもした方が良いです。
zoom面接は画面上に映る姿だけしか面接官に見えません。
そのため対面で面接するよりも面接官が印象として得る情報量が少なくなります。
第一印象は馬鹿になりません。些細なことですが、意識して準備しましょう。
zoomでも対面でも同じですが、5分前にはzoomに入室、対面なら受付に伺うようにしましょう。
企業によっては社会人として当然のマナーが守れていることを重視し、他がどんなに優秀でも面接に数分でも遅刻したら不合格とすることを決めている場合もあるそうです。
当日機材の準備でバタつくことがないよう、事前に確認しておくべきです。
面接時に気を付けること
いざ面接が始まったら、気を付けることは1つだけ。
「面接中は落ち着いて質問に答える。」これだけです。
面接中は落ち着いて質問に答える
ほんとにシンプルですが、これができていない人が多いです。
自分自身、ちゃんとできていない時があります。。
- 質問の意味を理解していない
- 回答しようとしても話す内容を整理せずに話し始めてしまい、話の要点がわからなくなってしまう
大別してこのどちらかです。
上記のどちらかに該当してしまうと、面接官の印象が悪くなります。
前者は認識がずれていないか「~という質問でよろしいでしょうか」と確認する、わからないことがあれば質問する。
後者は見切り発車せずに一度頭の中で回答の内容を整理してから話し始めることが対策になります。
あまりこれらを考えずに面接に臨んでうまくいかない人は、意識して面接に臨むだけでも結構変わりますよ。
たまに想定問答集みたいなものを見かけますが、前後の会話によって若干ニュアンスが変わる場合もあります。
覚えても意味はない、ということはありませんが参考程度に認識しておいた方が良いです。
面接選考の結果は。。。
今回の転職活動での、私自身の面接選考の結果は通過率100%でした。
1社しか受けてないんですけどね!
この文章を作っている時点で、就活は一通り終了している状態です。
基本的にこの記事で書いた準備をして面接に臨みました。
自己紹介と転職活動する理由、志望動機についてはそのまま聞かれたので、整理したことをそのまま話しました。
質問は、これまで経験した業務に就いて掘り下げるものが多かったです。
会社の業務に経歴がマッチしているか、コミュニケーションがしっかりとれるか確認する意図かと思います。
面接は久々で、緊張して頭が真っ白になってしまい、当日は書き出していた内容を忘れてしまいました。
ほんとに焦った(-_-;)
本当に何を話せばいいかわからなくなったときは、zoom面談であることを活かして書き出したメモを画面に表示しておいて、ほぼそのまま読んで対処しました笑
この辺は口に出して自己紹介や志望動機を話す練習をしておくなど、もう少し準備できたかもしれません。
まとめ
今回は、面接準備と面接当日の対策についてまとめました。
次回は内定後の検討について、自分で行ったことを紹介します。
内定はもらったけど、条件や他企業との比較はどうしよう?となったので、
その時の思考について整理して紹介します。
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正直、以前はエージェント否定派だったんですが、今回の転職活動を通してエージェントは使用した方がいいとはっきり思うようになりました。
エージェントは転職活動について有効な知識、ノウハウを持っています。
加えて、求人を出している企業とも関係構築されていることがあるため、採用担当者にエージェントから自分を推してもらうことで、選考通過率も高まります。
アクションを起こすことが大事!ブログ内でも説明していますが、エージェントについてはどこがいいか調べるよりもまず登録した方が良いです。