この記事は、私の転職活動の記録を残しつつ、これから転職活動をする方の参考になる情報をまとめる転職活動記です。
これまでの記事で、以下についてまとめてきました。
- 転職活動を始める理由と、軸として決めていること
- エージェントとの初回面談とそれに向けての準備、エージェントの良し悪し
- 応募書類(職務経歴書)作成のコツ
- 面接準備・面接当日に意識すること
- 内定後のアクション・退職調整
今回は転職活動全体を通して気づいたことについてまとめます。
この記事を書いている時点で、私は転職が確定して、現職の退職手続きが終了して、有給消化をしている状態です。
今回の転職活動で感じたことと、これから転職活動をする方、しようか悩んでいる方に参考になる情報をまとめて紹介します。
今回が2回目の転職活動でしたが、1回目とは状況が色々と違っていたので、感じた良し悪しについても紹介します。
それでは行きましょう。
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正直、以前はエージェント否定派だったんですが、今回の転職活動を通してエージェントは使用した方がいいとはっきり思うようになりました。
エージェントは転職活動について有効な知識、ノウハウを持っています。
加えて、求人を出している企業とも関係構築されていることがあるため、採用担当者にエージェントから自分を推してもらうことで、選考通過率も高まります。
アクションを起こすことが大事!ブログ内でも説明していますが、エージェントについてはどこがいいか調べるよりもまず登録した方が良いです。
現在の自分の属性
- 35歳
- 開発職7年目(現在上場企業のプロジェクトリーダー)
- 営業職5年経験(最終的に営業拠点責任者)
- 開発でも営業でも派遣・受託開発・パッケージ製品導入など
様々な案件の経験あり
PLとしては現在3案件目の上流工程中です。
(追記:転職活動の結果、退職が決まったので、途中で抜けることになりました)
キャリアパスとしては、エキスパートではなくジェネラリストで、広く浅く様々な分野の知識、経験があります。
ウォーターフォール型の案件の一通りのフェーズはもちろん経験していますし、サーバ構築やDBのパフォーマンスチューニングも大枠は理解しており、自分でできます。
現職では、プロジェクトマネジメントをしつつ自ら実装することも求められるのですが、実装力はそれほど自信がありません。
プログラマとしての能力は中の下〜中の中くらいです。
1つ目の案件が2年近くやっていたので、案件数の割には歴は長め。
営業としては結構ブランクがありますが、やれないことはないと思っています。
個人的にはPM、コンサル志向なのですが、選択肢としてなくはない、みたいな感じです。
営業時代にエンジニアの採用についても関わっていたことがあるため、採用側の面接での観点についても理解があります。
転職活動で気づいたこと
エージェントを使うべき
エージェントを使わない転職活動とエージェントを使う転職活動、どちらも経験して、エージェントを活用した方がいいと感じました。
理由は以下の通り。
- 各種サポートが得られる
- 転職活動全体を通して効率が上がる
今回が2回目の転職活動でエージェントを活用したのですが、1回目はエージェントを使わずに転職活動をしました。
1回目の転職活動は色々あって退職後に始めました。
(会社と揉めたわけではないのですが、ちょっと書けない事情がありまして。。)
大手のメディアに登録して、自分からエージェントを使わずに自分で直接企業に応募し、履歴書も自力で書いて転職活動を行いました。
3社応募して、2社内定でした。
1社は新規事業の営業職、もう1社は開発職で、最終的に開発職での内定を受けました。
退職した後に転職活動を始めたので何とか対応できましたが、在職中だと忙しすぎてエージェントを使わない転職活動は難易度が上がると思います。
また、これまでの記事でも書きましたが、転職活動に慣れていない私たちにとって、経験値が豊富なエージェントのサポートを受けることは、様々な利点があります。
- これまでの経歴にマッチしていそうな会社を紹介してもらえる
- 書類選考や面接の対策・アドバイスを貰える
- 応募する会社との間に立って交渉してもらえる
私自身、人材紹介で手数料を取るビジネスモデルに少し悪い印象がありました。
そのため、1回目の転職活動ではエージェントは活用しませんでしたが、効率的に転職活動をする場合はエージェントの活用は必須だと感じました。
合わせて、転職活動は退職する前に始めるのが理想です。
1回目の転職活動では退職の直前まで地方で暮らしていました。
当時一緒に暮らしていた今の妻と2人同時に無職になって関東に帰ってくる、という状態になりました。
職探しを同時に始めて、彼女が先に次の仕事が決まったのでかなり焦ったのを覚えています。
2社内定をもらって、自分の希望する業務内容や条件から選んだのですが、もう少し転職活動を続ける選択肢を考えなかったのは、この焦りがあったためだと思います。
現職の業務をしながらなので忙しくなりますが、それでも在職中に転職活動をした方がいいと感じました。
私のケースは少しレアかもしれませんが、例えば会社から内定をもらって年収を提示された場合に、期待する年収に届いていないことがあるかもしれません。
そういったときに交渉がしやすいのは現職がある場合です。
「この条件なら現職を続ける」と暗に示せるからです。
比較するために、少なくとも2社以上のエージェントと連絡をとるべき
エージェントを活用する前提の話ですが、少なくとも2社以上のエージェントに声をかけた方が良いです。
理由は以下の通り
- 登録したエージェントが自分の経歴とマッチする会社を紹介でない場合がある
- 担当者が微妙な場合がある
口コミがいいエージェントでも、上記のいずれかの理由で自分にとっては合わない場合があります。
比較する意味でも複数社のエージェントとコミュニケーションをとるべきです。
ちなみに、大手のメディアに登録していれば、そのメディアを通して多くのエージェントからスカウトメッセージを貰えます。
エージェントの方に聞きましたが、同じエージェントの会社が複数のメディアに登録するのは当たり前なので、複数メディアに登録しても同じ会社からメッセージを貰うことも多いです。
いたずらにアカウントを増やしてもメールが増えて大事なメールが埋もれてしまいます。
転職エージェントへの登録については、特に口コミなどは見ずに登録して良いです。
それよりもエージェントが提案してくれた会社の口コミ、業績等の調査に時間を使った方が有効ですね。
まずはエージェントに登録
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中堅以上の年齢層の転職活動では、業種にブランクがあると実績があっても評価されにくい
当たり前の話かもしれませんが、今回の転職活動ではっきり分かったので。
今回の転職活動で営業職での選考を2社受けましたが、書類選考でいずれもはじかれてしまいました。
8年ほど前に営業職で社内トップの成績だったり、地方拠点の責任者を任されたりしていました。
この経歴があるから営業でもある程度の評価はもらえるかと思いましたが、甘かったですね。
35歳という年齢で、ブランクがある職種での応募。
会社からしたら、そこそこの年収を希望されることが予想されるし、他の即戦力になる直近で営業として成果を出している人が応募してきていれば、そちらを採用するでしょう。
長期戦になることを承知の上で、腰を据えて活動すれば転職先は見つかると思いますが、直近で携わっていない業種での転職活動は、若手でないと苦戦する可能性が高いと感じました。
私の場合、次に転職活動することがあれば、営業職での応募は難易度が高いと覚えておこうと思います。
個人的には「難しい」とわかったうえで行動すれば選考でNGを食らってもいくらかダメージが少なく済むので、次に転職活動をすることがあれば肝に銘じます。。
できる限りスケジュール調整を試みたほうがよい
就職活動と比較すると、選考のスケジュールは集中することになります。
内定をもらったときに、内定を受けるかどうかを検討する期間は短く設定されることが多いからです。
内定通知から1~2週間程度で回答を求められるケースが一般的ですね。
そのため、複数社並行して選考を進める場合は面接の日程も集中して入れることになります。
現職の業務をしながらの作業は結構、いやかなり大変です。
面接のある週は特に、準備することを考えると平日でも2hくらいは準備の時間を取りたいところ。
仕事の繁忙期がわかる場合は、エージェントに事前に相談しておいた方がよいでしょう。
zoom面接になって対面の面接と変わったところ
今回の転職活動での面接は全てzoomで実施でした。
面接対策については面接の回にまとめているので、ここでは所感について触れます。
zoom面接では、対面の面接より互いに得る情報が限られています。
例えば、私たちは面接時にオフィスを訪れないため、オフィスの雰囲気を窺い知ることは難しいですし、
会社の面接官は画面越しの私たちの見た目、雰囲気など、限定された情報で私たちの人柄を判断します。
情報が限られるからこそ、少しでも見た目の良くする、なるべく清潔感を出した方が良いです。
印象については、小手先の工夫で大分差が出るように感じました。
具体的には、面接時に部屋を片付けておく、デスクライトをつけて少しでも自分を明るく見せる、などをしていました。
同じ理由で、得る情報が減っているからこそ、受け答えの内容についても重要度が増しています。
よくある質問については一度書き出しておくのがおすすめです。
(とはいえ、面接中にカンペを見ながら話すとさすがに気づかれます。アピールしたいことは整理して書き出しておきましょう。)
また、面接中については質問については的外れな回答をしないように気をつけましょう。
質問の意図がわからない場合は、「それは○○、という質問でよろしいでしょうか。」など伺ってよいです。
エンジニアでも営業でも、相手の話を正確に理解して自分の意見を正しく伝える能力を見られていることを意識してください。
これから転職活動をする方、しようか悩んでいる方へ
まずは動いてみるべき
これが一番伝えたいことです。
現状に不満があるなら、まずは動くべきです。
今の環境に良くない部分があるのであれば、それは環境を作れていない会社にも問題があります。
自分が辞めることで会社に迷惑が掛かる、だから辞めることはできない。。
なんて考える必要はありません。
心情的にはわかりますけどね。
転職活動を始めるだけなら、時間を使うだけで転職が確定するわけではありません。
特に、エージェントとの面談するまででしたら、必要な作業もほぼありません。
より良い環境を手に入れるためには、行動あるのみです。
調べるのも大事ですが、エージェントに当たりはずれもあるので、まずは登録して連絡を取ってみるのが良いです。
まずはエージェントに登録
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エージェントを上手に活用する
転職についてはエージェントの方が間違いなく経験値があるので、少しでも気になることがあれば相談した方がよいです。
積極的にエージェントを活動するのが、転職活動を効率よく進めるコツです。
ちなみに、こちらが相談した時にまともに話を聞いてくれない担当者は、はずれの担当者です。
連絡を貰った際に無視するのはダメですが、他のエージェントに登録した方がいいかもしれません。
また、エージェントに対して「正直、転職の意思はあまりない」みたいなことは言ってはいけません。
エージェントの目的は私たちの転職を成功させて、会社から紹介報酬をもらうことです。
担当者は複数人の転職志望者を同時に受け持ちます。
転職の可能性が低い人の優先度は自ずと低くなるので、言ってはいけません。
話を進めるにつれて、転職への志望度が上がる可能性はあると思いますので、エージェントにとってもこちらにとっても機会損失になるだけです。
エージェントとの駆け引きなどではありません。
お互いに損するだけなので、意識しておきましょう
また、エージェントは私たちの転職を成功させるために様々なサポートをしてくれますが、必ずしも転職後の職場環境について保障してくれるわけではありません。
条件交渉の際など、エージェントの担当者が年収の増額交渉を提案してきた時は気を付けてください。
家族には相談しながら進めた方がよい
身近な人には転職活動することを話して、こまめに報告・相談した方が良いです。
普段会社の愚痴を話している家族、恋人が話相手にお勧めです。
いい相手が思いつかなくても、近しい人に相談した方が良いと思います。
期待できる効果は次の通り。
- 自分の思考の整理(自己分析にもなる)
- 転職が決まったとき、事後報告になって変な感じになってしまうのを予防できる
誰かに話すために情報を整理する過程で、自分の思考を整理することができます。
家族とあまりコミュニケーションをとっていない方も、この機会に連絡して、相談に乗ってもらうのはどうでしょうか?
誰に対してもおざなりな対応はしない
はずれのエージェントの担当者に当たっても、おざなりな対応はしない方がよいです。
ここでいう「おざなりな対応」というのはメールの無視などはしない、ということです。
人とのコネクションは馬鹿になりません。
思いもよらないところでコネクションが役立つこともあります。
無理して苦手な人、嫌いな人と付き合えって言っているわけではないです。
無視とかわざと嫌われにいくようなことはしないでね、ということです。
嫌な人とでも無理して付き合うのはは営業の仕事です(諸説あります)。
私も人付き合いが苦手です。
営業職を離れた理由の一つが人付き合いに苦手意識があったこともあるかもしれません。
でも、何でも自力でできるほど自分が優秀だとも思いません。
人とのつながりは大事にした方が良いですよ。
どちらかというと、これはビジネスマナー的な話かもしれませんね笑
まとめ
これで転職活動記は以上です。
自分自身の転職活動を通じて気づいたこと、意識したことを書き出してみました。
この記事を見ている方は現在の仕事に不満がある方、転職について調べている方が多いと思います。
そういった方の手助けになっていたらうれしいです。
まずはエージェントに登録
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