私は派遣・SES、受託開発、自社パッケージ販売と幅広い商品を売り込んでいたIT営業からSEにジョブチェンジしています。
SEで新卒入社→1年後に営業職にジョブチェンジ→4年後、開発職にジョブチェンジという過程を経ています。
この記事では、私自身、営業からSEにジョブチェンジして感じたメリット、デメリットを紹介します。
万人に当てはまるわけではありませんが、同じような境遇でジョブチェンジを検討中の方の参考にどうぞ。
早速ですが結論はこんな感じです。
掘り下げて解説していきます。
ジョブチェンジを考えている方は、まだでしたらエージェントに登録するのがおすすめです。
「転職かぁ、大変そうだなぁ(´・ω・`)」と思う方も一度登録してエージェントに相談してみるとよいですよ。
収入アップのチャンスです。まずは行動しましょう!
おすすめの転職エージェントをピックアップ
経験者におすすめ
- リクルートエージェント
【公式URL】https://www.r-agent.com/entry/
業界最大手のリクルートが展開するエージェントサービス。取り扱う件数はトップクラスです。
- マイナビIT AGENT
※マイナビのプロモーションを含みます。
【公式URL】https://mynavi-agent.jp/it/
国内最大級の転職支援実績を持つマイナビならでばの幅広い求人情報から最適なものを提案してくれます(関東圏中心です) - アサイン
【公式URL】https://assign-inc.com/landing-marketing/
20代のハイエンド層向けの実績多数!自身がある方はチャレンジ!
未経験、第二新卒におすすめ
- ウズキャリIT
【公式URL】https://daini2.co.jp/it-service-introduction/
既卒・第二新卒・フリーター・ニートの内定率83%以上、弊社から入社された方の定着率は93%以上の実績を持つエージェント。
就職サポートのみならずIT学習のサポートも無料で受けられます。 - 第二新卒エージェントneo
【公式URL】https://www.daini-agent.jp/
1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
スタッフは全員第二新卒。履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行います。
正直、以前はエージェント否定派だったんですが、今回の転職活動を通してエージェントは使用した方がいいとはっきり思うようになりました。
エージェントは転職活動について有効な知識、ノウハウを持っています。
加えて、求人を出している企業とも関係構築されていることがあるため、採用担当者にエージェントから自分を推してもらうことで、選考通過率も高まります。
アクションを起こすことが大事!ブログ内でも説明していますが、エージェントについてはどこがいいか調べるよりもまず登録した方が良いです。
メリット
他の開発職と比較して、顧客業務知識が豊富なケースが多い
当たり前といえばその通りなんですが、他の開発要員の方よりも、顧客の業務に対する理解が早いことが多いです。
他の開発職の人よりも視野が広いためですね。
受託開発の営業時は、RFP受領し提案段階から、受注後の要件定義・基本設計の打ち合わせ、各フェーズの納品まで同席していました。
営業として全く参加していなかったのは開発フェーズの打ち合わせくらいです。
会社によっては、受注したら開発部に丸投げして商談をいっぱいこなすところも多いでしょう。
(現在、私が所属している会社の営業部もそんな感じです。)
営業で外回りしている分、様々な顧客と商談する機会を持てます。
受注に結び付かなかった案件でも、ヒアリングした顧客の業務知識は蓄積して記憶に残ります。
開発職の方が実装している時間、顧客と商談しているので業務知識は多くなりますよね。
業務知識が多いことで、顧客との会話は弾みやすくなり、関係構築がしやすくなります。
顧客との折衝に慣れている
業務知識が多いことに近いですが、顧客折衝に慣れているため、顧客との関係構築がうまくいきやすいです。
顧客との関係構築がうまくいくと何がいいのかというと、上流工程を進めるうえで合意形成をしやすくなりますし、
炎上した時に調整がしやすいなんて利点も(笑)
開発職の方を見ていると、自社の都合ばかり押し付けるように調整を試みている人を何度か見たことがあります。
まっとうな顧客に文句を言われて関係がこじれる。それで、「あの顧客わがままだわー」と言う。
「それは進め方が悪いだけですよ」、と思うわけです。
顧客に対する押し引きの塩梅であったり、必要であれば社内調整する判断力については、明確に開発職を続けてきた人よりも強いと認識しています。
契約面の知識がある
契約締結の知識があることも、他の開発職の人に対するアドバンテージになっています。
具体的には、
要件定義フェーズの納品物は準委任契約なので納品物は作業報告書、成果物としてドキュメント一式を納めます。
みたいなことを、自然に理解して説明できたりします。
その他にも、業務委託契約で受注した機能開発について、100%すべてが自社の責任ではない場合に、
善管注意義務に則って、業務遂行したうえで○○によって完成しなかったものになります。
契約上、完成責任はないものですが、双方自社の都合だけ言っていても着地点が見えないので、落としどころを考えましょう
みたいな提案ができることも。
もちろん、対話の相手が頭に血が上っている状態だと効果はありませんが、そういった対話するための手段があることで、気持ちに余裕を持てることもあります。
気持ちに余裕があると、自分だけで鎮火が難しいほどに炎上してしまった場合の判断も的確にしやすくなるので、周りにも評価されやすいでしょう。
デメリット
実装面で開発職を続けている人よりも劣っている
当たり前ですが、プログラミングの知識であったり作業の速さについては、同じくらいの社会人歴で開発職を続けている人よりは弱いです。
プログラミングは、例えばゲームの攻略のように知識やノウハウの蓄積の繰り返しです。
開発環境や使用言語などについて知っていれば知っているほど業務は早く、クオリティは高くなります。
「普通にコーディングできる」くらいまでは、ある程度プログラミングを業務で続ければできるようになります。
ですが、ある程度でしかなく、ずっと開発職の人よりもどうしてもプログラミングと触れてきた時間が少ない中で、そういった人たちと比較評価される形になります。
もしもキャリアパスとしてスペシャリストを目指すなら、開発職をずっと続けている人よりも厳しいことは理解しておきましょう。
スペシャリストについてはホワイト企業の記事で触れました。
勉強する習慣がつきにくい
SEやプログラマの職業紹介で、「プログラマは新しい技術がどんどん出てくるので勉強を続けないとだめ」などと良く言われることがあります。
個人的には必ずしもそうではないと思っています。
会社によってはJavaなど特定言語の案件のみ中心に扱っている場合もあるので、みんながみんなずっと勉強を続けている、ということはありません。
もちろん、案件が代わるタイミングなどで知らないフレームワークや言語のキャッチアップが必要になることがありますが。
それでも、開発職として大成しやすい人は、日常的にプログラミングを触っている人でしょう。
営業からジョブチェンジしてくると、この習慣を作るのが難しいです。
少なくとも私は苦労しました(なんなら現在進行形で苦労しています)。
営業職でも知識のキャッチアップは必要ですが、プログラミングの方は実際に手を動かすのが違う感じです。
若手のころに開発職として過ごさなかった悪い影響が一番出ているのがこの部分だと思っています。
逆に言えば、コツコツ積み上げて勉強することが苦にならない人は開発職に向いていますね。
転職するならエージェントを活用するのがおすすめ
転職を考えているなら、エージェントを活用するのが良いです。
それは、転職エージェントが、転職に関するあなたが知らない情報を持っているからです。
エージェントが自分の希望に合った会社の情報を知っているため、転職用のメディアで一から企業を探す必要はありません。
また、経歴書や面接の攻略法を相談することもできます。
転職に慣れていない人ほどエージェントを有効活用するべきですよ。
転職活動の効率が全然違ってきます。
おすすめの転職エージェントをピックアップ
経験者におすすめ
- リクルートエージェント
【公式URL】https://www.r-agent.com/entry/
業界最大手のリクルートが展開するエージェントサービス。取り扱う件数はトップクラスです。
- マイナビIT AGENT
※マイナビのプロモーションを含みます。
【公式URL】https://mynavi-agent.jp/it/
国内最大級の転職支援実績を持つマイナビならでばの幅広い求人情報から最適なものを提案してくれます(関東圏中心です) - アサイン
【公式URL】https://assign-inc.com/landing-marketing/
20代のハイエンド層向けの実績多数!自身がある方はチャレンジ!
未経験、第二新卒におすすめ
- ウズキャリIT
【公式URL】https://daini2.co.jp/it-service-introduction/
既卒・第二新卒・フリーター・ニートの内定率83%以上、弊社から入社された方の定着率は93%以上の実績を持つエージェント。
就職サポートのみならずIT学習のサポートも無料で受けられます。 - 第二新卒エージェントneo
【公式URL】https://www.daini-agent.jp/
1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
スタッフは全員第二新卒。履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行います。
正直、以前はエージェント否定派だったんですが、今回の転職活動を通してエージェントは使用した方がいいとはっきり思うようになりました。
エージェントは転職活動について有効な知識、ノウハウを持っています。
加えて、求人を出している企業とも関係構築されていることがあるため、採用担当者にエージェントから自分を推してもらうことで、選考通過率も高まります。
アクションを起こすことが大事!ブログ内でも説明していますが、エージェントについてはどこがいいか調べるよりもまず登録した方が良いです。
どうして開発→営業→開発とジョブチェンジしたのか
最後に少しだけ自分語りを。
開発→営業→開発と行ったり来たりしていますが、基本的な考え方はコンサル志向で上流工程に関わりたいというもので変わっていません。
もともと情報系の大学でプログラミングを学び、SEになるつもりで新卒入社しました。
あまりはっきりと当時の先輩社員に聞いたことはありませんが、プログラミングの能力は同期の中で上の下くらいはあったように思います(そのおかげで新卒研修終了後、すぐにゴリゴリの炎上案件に突っ込まれて実装してましたしw)
開発担当者として、2案件に関わったところで、当時の営業部長から「営業に来ない?」と声をかけてもらいました。
若手の中である程度喋れるやつ、ということで誘ってくれたみたいです。
当時所属していた会社では、若手のうちは実装要員としてのアサインになるので、上流工程の打ち合わせに参加するためには何年か経験しないといけない感じでした。
なので営業の方が手っ取り早いと考えたんですね。
営業にジョブチェンジ後は受託案件の要件定義・基本設計の打ち合わせに参加して議論に参加していましたし、とてもやりがいがあって楽しかったです。
(最初に受注するまでは本当に大変でしたが・・・(´・ω・`))
それで、転職を機に今度はSEとして案件の上流工程に関わってみたいと考えて今に至っています。
こんなキャリアパスがおすすめかというと、良し悪しがあるので微妙なところですが決してナシではないと思っています。
実際後悔はありませんし。
経験で得た自分の強みを理解して、そこをうまく活用していくことが大切だと思いますね。
以上、IT営業からSEへジョブチェンジするメリット・デメリットでした!