転職活動を始めました。
第0話で転職活動を始める理由と、軸として決めていることを整理してみました。
今回はエージェントとの転職活動序盤のやり取りについて、感じたことをまとめます。
トピックはこちら。
- 少なくともエージェントは複数社登録すべき
- どんな企業を求めているかは面談までに整理しておいた方が効率〇
- エージェントを使っても、転職活動は結構大変。
でも、1人でやるよりは間違えなく良い。
7年前に行った転職活動はエージェントを活用していませんでした。
が、エージェントは自分よりも確実に知見があるので、いろいろ話を聞けるだけでも明らかにプラスだと思います。
現在の自分の属性
- 35歳
- 開発職7年目(現在上場企業のプロジェクトリーダー)
- 営業職5年経験(最終的に営業拠点責任者)
- 開発でも営業でも派遣・受託開発・パッケージ製品導入など
様々な案件の経験あり
PLとしては現在3案件目の上流工程中です。
(追記:転職活動の結果、退職が決まったので、途中で抜けることになりました)
キャリアパスとしては、エキスパートではなくジェネラリストで、広く浅く様々な分野の知識、経験があります。
ウォーターフォール型の案件の一通りのフェーズはもちろん経験していますし、サーバ構築やDBのパフォーマンスチューニングも自分でできます。
1つ目の案件が2年近くやっていたので、案件数の割には歴は長め。
営業としては結構ブランクがありますが、やれないことはないと思っています。
個人的にはPM、コンサル志向なのですが、選択肢としてなくはない、みたいな感じです。
エージェントは複数登録すべき
エージェントを複数登録すべきだと今回の転職活動で実感しています。
もちろん、複数登録することによってメリット・デメリットはあります。
私はこんな感じだと思っています。
- 様々な企業の募集を提案してもらえる
- 自分に合う担当者を見つけることができる
- 複数エージェントと連携しながら転職活動する場合、調整が面倒
- それぞれのエージェントと連絡を取るため、結果的に時間拘束が増える
私は記事作成時点で、2社のエージェントに登録しました。
私宛にメディアから届いたメールのうち、気になった企業名の求人を載せていたエージェントに返信して登録しました。
結果的には有名企業のネームバリューに釣られた形です(´・ω・`)
本業がそれなりに忙しいこともあり、私はこれ以上の数のエージェントに登録するのは厳しく感じました。
ただ、これは転職者の転職へのモチベーションの高さによっても基準値は違いますね。
少なくとも、複数のエージェントに登録することで各担当者の比較検討ができるため、1社だけに登録するよりは転職の成功率はぐっと上がると思っています。
エージェントによって紹介できる企業も違うので、登録するエージェントが少ないと紹介してもらえる募集情報の幅も狭くなります。
そういった意味でも1社だけ登録して進めるよりは複数のエージェントに登録した方がいいですね。
ただ、エージェントの担当者との面談、メールの返信など、かかる時間・手間は確実に増えるので、その辺りはバランスを取らないといけないです。
まとめると、2~3社程度がベストかなーと思います。
ここで言っているエージェントは、「担当者の単位」を指しています。
サービスを使っているとあまり意識しない形になっていますが、サイトによっては提携している別企業のエージェントからのスカウトメールからメールが届くケースがあります。リクナビ、マイナビなどが該当します。
利用登録するサイトは1サイトでも良いですが、求人を紹介してもいらうエージェントは複数の方がいい、ということです。
エージェント企業によって紹介できる会社にも違いがありますが、担当者でも良し悪しがあります。
口コミがいいエージェントでも紹介する会社や、担当者が自分に合うかは別の話。ということです。
転職活動の方針について、面談までに整理しておくべき
エージェントとの面談までに、転職活動を通して何を実現したいのかを明確にしておいた方が良いです。
自分から伝える内容によって、エージェントから提案される募集企業の内容も変わるため、転職活動の結果や効率に直結します。
いいエージェントの担当者に当たればうまくヒアリングしてくれるかもしれませんが、無駄に遠回りにならないよう、簡単に書き出しておくのがおすすめです。
基本的に、以下を整理しておくと良いです。
- 正直な転職を希望する理由をまとめておく(上司との関係がうまくいっていない、給料が低い等)
- 自分が何ができるのかを言語化できるようにしておく
※客先常駐案件に従事している方なら、スキルシートを作るイメージで過去案件の経験を整理すればOK - どんな仕事がしたいのか(これまでの仕事の延長線上か、まったく違う仕事か)
- 「自分の市場価値が気になっている」とエージェントに伝える。
→特に初めての転職活動になる方は、とりあえず言ってみてください。
特に準備をせずに面談を迎えても、エージェントから上記のような内容をヒアリングされます。
繰り返しになってしまいますが、そこでずれた回答をしてしまうと結果的に転職活動が非効率になってしまう可能性が高いです。
実際、私は1社目のエージェントとの面談では、準備が不十分で失敗だったなぁと思っています。。
追記:1社目のエージェントを通して気づけたこと
転職活動終盤になって、振り返りとして追記しています。
1社目のエージェントから紹介してもらった募集については、2社ほど選考に進みました。
しかし、書類選考で両社ともNG。
何故ダメだったか考えたところ、そもそもエージェントから紹介してもらった求人が自分の経歴とマッチしていなかったということだと思います。
これはエージェントが悪いとは思っていません。
エージェントとの初回の面談時に伝えた内容が良くなかったんだと思っています。
職種よりも条件面を重視している
営業系の職種は無理、というわけではない
と伝えた結果、営業系の求人だけ紹介されました。
そのエージェントが営業系に強かったのかはわかりませんが、担当者の対応も雑で、書類選考に落ちた後は連絡が来ていません。
何が何でも転職する!
というモチベーションではなかったので、もしかしたら転職意思が低いと取られたのかもしれません。
こんな感じで、手ごたえがない場合はその担当者やエージェントとの相性が悪いのかもしれないので、他のエージェントを活用すると良いかもしれません。
ちなみに、私の場合はもう1社のエージェントの担当者とは、良い関係を築けたと思っています。
追記:2社目のエージェントに話したこと
1社目のエージェントから紹介された募集への選考がダメだったことを受けて、もう1社のエージェントに登録しました。
(実際は使用したサイトは1つで、別々のエージェントからのメッセージに返信した形です。)
正直、1社目のエージェントに伝えた内容と、話した内容に大差はありませんでした。
しいて言えば、1社目のエージェントから提案された営業系の募集は書類NGを食らったことを話したくらいですね。
エージェントの担当者は、おそらくこの話から営業系の募集については私の経歴が刺さらないと判断したっぽいです。
コンサル系の職種を中心に提案してきました。
その結果、少なくとも記事作成時点で最終面接までは進めています。
2社目のエージェントが紹介してくれた企業は、1社目よりも私に合っていたと思っています。
紹介された会社から選考に進む会社を選ぶ
エージェントから紹介される会社のうち、どの会社の選考に進むか選ぶのは、それぞれ皆さんの大事と考えるところで見るところが違います。
業務の内容や口コミ、決算情報を見て選考に進む会社を選んでください。
ちなみに、私は業績や口コミで選びました。
基本的に口コミを見て、その会社で働いている、もしくは働いていた人の口コミで判断する、で良いと思います。
社員の生の声が聞けるので、会社の採用担当を通して発信される情報より信用できます。
OpenWork(Vorkers):https://vorkers.com/
上場企業であれば、IR情報の決算短信や説明会資料で会社の中期的な見通しを書いているので、参考になります。
まとめ
エージェントとの面談は大事と書きつつ、ここまでは軽い気持ちでやっていいと思っています。
周りの人がどんな感じで転職活動するのか、エージェントに聞いてみるか
くらいのノリでよいです。
が、ここから先の転職活動は楽ではありません。
選考に進むと、新卒で就職活動をしていた頃と同様に自己分析や企業分析は必要になります。
現職がある場合、仕事をしながら空き時間でこれらの作業を行わないといけません。
面接では、企業に対して刺さる内容で自分のアピールをする必要があります。
これを読んで憂鬱になった人は正常です笑
そんな大変な転職活動を効率化してくれるのがエージェントです。
今回の転職活動で痛感しました。
何故かというと、エージェントが社員を募集している企業の情報を持っていて、自分に合った企業を提案してくれるからです。
これで、自分で企業を探す手間を短縮することができます。
また、職務経歴書や履歴書の書き方、面接対策についてもアドバイスをもらえることも大きいです。
まずは最初のアクションとして、エージェントに登録してみることをおすすめします。
エージェントの方に聞いたところ、転職活動は大体2~3カ月程度の場合が多いそうです。
気合を入れて、短期決戦でやり切ってしまいましょう!
おすすめの転職エージェントをピックアップ
経験者におすすめ
- リクルートエージェント
【公式URL】https://www.r-agent.com/entry/
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スタッフは全員第二新卒。履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行います。
正直、以前はエージェント否定派だったんですが、今回の転職活動を通してエージェントは使用した方がいいとはっきり思うようになりました。
エージェントは転職活動について有効な知識、ノウハウを持っています。
加えて、求人を出している企業とも関係構築されていることがあるため、採用担当者にエージェントから自分を推してもらうことで、選考通過率も高まります。
アクションを起こすことが大事!ブログ内でも説明していますが、エージェントについてはどこがいいか調べるよりもまず登録した方が良いです。
次は書類選考についてまとめます。