【傾聴】コーチングで教わった大事な考え方【掘り下げ】

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この記事では、私がコーチングの考え方を通して、仕事する中で活用している考え方、テクニックを紹介します。
「コーチング」なんて響きが上からな感じがしますが、全然そんなことありません。

タイトルにも書いている通り、主に「傾聴」「掘り下げ」について触れていきます。

コーチング自体の紹介はあまりしません。
私自身そんなに詳しくないのでw

要点は、しっかり話を聞くことと、疑問点に「なぜ?なに?」と掘り下げることです。

学生時代に東進ハイスクールのチューターのバイトをしていた頃、吉祥寺の本社そばの研修所で受けた研修の内容が基になります。

当時は「ふーん、人の話をちゃんと聞けばいいのね、自分はあんま得意じゃないから頑張ろ」くらいに思っていました。

が、15年近く経った今でも頭の片隅にあるということは、社会に出た後かなり有用だった、ということでしょう。
私生活で役立つこともありました。

疑ってかかる人

コーチングって単語は聞くけど胡散臭くない?

と思う方もいると思います。私もそう思いますし笑

ただ、考え方自体は私自身とても役に立っています。
今悩んでいる方、目指したい目標がある方は知っておいて損はないですよ。

目次

コーチングとは

コーチングの一般的な定義をwikipediaから拝借してきました。

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力に働きかけ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論の仮説に基づいた手法の一つ。ただし、自己啓発セミナーに起源をもつと言うこと以外に世界的に合意された明確な定義は存在しない。

wikipediaより引用

要は言葉の定義はふんわりしています。

語源が「馬車」とされており、乗る人を目的地まで届ける様子から、その人の目的(ゴール)を見つける手伝いをする人、というニュアンスだと説明を受けました。

大事なのは、目的や答えは本人の中にあるもので、コーチを含む周りの人から諭されるものではない、ということです。

答えは自分の中にある

コーチングの考え方では、コーチはその人の思考、目標を整理するお手伝いをするだけです。
答えを押し付けるようなことはしてはいけない、と教わります。

悩んでいる人

何していいかわかんないよ!

という人は、いろいろな要因で考えがこんがらがってしまっている状態なので、一緒に整理して答えを見つけます。

チャンクをほどいて、答えを見つける

その思考がこんがらがった状態をチャンクと言います。

チャンクをほぐして元から自分の中にある答えを見つけるお手伝いをするのがコーチングの役割、ということですね。

この考え方を知っていると、自分の考えを整理することにも役立てることができます。
就活や転職活動でやることになる自己分析にもそのまま使えるので、自分自身でコーチングする、というのも有効です。

傾聴

ここからは、具体的にどうやってコーチングを行うのかを紹介します。

まずは傾聴

相手の話を真剣に聴きます。

真剣に、というのは体を相手にむけて、「あなたの話を聴きますね」というのをわかるように、しっかり目を見て聴くことです。

研修では相手の目を見る練習をしていましたね。
初対面の人と2分くらい見つめあう練習をしたような気がします。恥ずかしかったから印象に残ってます笑

この話って、ビジネスでも通用しますよね。

ずっとPCのモニタに目を向けていて、耳だけで話を聞いている人と話すとき、気分が悪くないですか?
私はちょっとムカつくことがあります。

もちろん、みんながみんな私のような考えでないのはわかりますが、私と同じ考えの人もいるので、やらないよりはやった方が良いです。

ちょっと気を付けるだけで、周りからの印象が良くなるのでおすすめです。

掘り下げ

傾聴と併せて、「なんでそう考えるのか」「(目的を達成するためには)どうすればいいか」など、質問を重ねて掘り下げていきます。

例えばこんな感じ。

 

仕事がうまくいかなくて。。。

koji

仕事のどんなところがうまくいっていないの?

人間関係で悩んでて。。。
今の部署の空気になじめなくて

koji

それはしんどいね。。
誰か会社の周りの人には相談したの?

相談できる人がいなくて。。。
どこに耳があるかわからないし。。。

koji

うーん、それだとしんどくなる一方に見えるよ?
辞めちゃった方がいいんじゃない?

辞めたらそれはそれで不安だし。。。
ほんとどうすればいいのかな。。。

これは実際にあった話です。
実際はもうちょっとキャッチボールがありました。が、ドロドロしていたので割愛します。
正直なところ、私は話を聴いて、情報の整理をお手伝いしていただけです。

その場では最終的な結論は出せませんでしたが、最終的に彼女はその仕事を辞めていました。
たぶん、ちょっとは考えを整理するお手伝いができたと考えています。

例では掘り下げ方がうまくないかもしれませんが、なぜ?どうして?と話を掘り下げて、本質にたどり着くお手伝いをすることが大事だと思っています。

これって自己分析のやり方とほとんど同じですよね。
多くの人が、就活や転職活動するときにこんな感じの掘り下げをしていると思います。

コーチングというとなんだか上から目線に感じるかもしれませんが、私が教わったのはこれだけです。

シンプルですが大事な考え方です。頭の片隅にでも置いておいておくといいことがあると思いますよ。

まとめ

以上、コーチングから教わった大事なことについて解説しました。

コーチングについては本当に数時間の研修で触れただけなのですが、10数年経った今でも大事にしている考え方です。

とはいえ、IT業界で働いていると、相手の目を見て話すことが難しいケースも多々あります。
意識しておくと、日々の積み重ねで自分にとってプラスになっていくので、ふとした時に思い出してもらえると良いと思います。

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この記事を書いた人

30代。
元営業職で拠点責任者を務めた後、エンジニアにジョブチェンジして現在プロジェクトリーダー
ちょっと(だいぶ)ふっくら。
嫁さん大好き。
貯金を頑張りたい。

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