女性にエンジニアは向いてない?【そんなことはない】

内容に広告・プロモーションを含みます

この記事では女性はシステムエンジニアに向いてないか?というお題についてお話します。

いわゆるITと呼ばれる広いくくりの中では、職場によっては女性比率が5%以下と圧倒的に少ない場合もあったりします。

そんな世界にこれから足を踏み入れようか悩んでいる方、新卒・若手でやっていけるか不安に思っている方宛に書いています。

ちなみに、この記事を書いている私は男性です
念のため言っておきますがネカマでもありませんw

目次

この記事の信ぴょう性

この記事の信ぴょう性
  • 開発職7年目(現在上場企業のプロジェクトリーダー)
  • 営業職5年経験(最終的に営業拠点責任者)
  • 開発でも営業でも派遣・受託開発・パッケージ製品導入など
    様々な案件の経験あり
  • ちなみに写真は嫁さん
    記事書いてる人はもっとぽっちゃりしてる

この記事を書いている私は、システムエンジニア、派遣案件の営業をそれぞれ4年以上経験しています。
派遣営業をしていたころは基本的にエンジニアの面談に同席していたため200件程度参加していますし、SEにジョブチェンジした後はマネージャ職として女性エンジニアの方とも仕事をしてきました。

これまでの経験を踏まえて自分からの観点での意見をお伝えします。

当然ですが、当事者の女性として業務に就いている訳ではないので、ぶっちゃけ第三者視点での見え方となりますが、世間一般の認識とそうずれていないはずです。

この記事はアフィリエイト関係なく書いているので、転職サイトやエージェントへの導線もありませんし、フラットな状態で書いていることをお伝えしておきます。

逆に言えば、転職サイトなどの記事に書いてある内容は、多少なりともポジショントークが混じっていることは認識しておいた方がよいと思います。

当然嘘はないと思いますが、転職サイトやエージェントは企業から報酬をもらって媒体への掲載や人材紹介を行います。
普通に考えてもプラスの面が多く語られることになりますよね。

結論:向いていないことはない

さっそく結論です。

タイトルにも書きましたが、決して向いてないことなはいです。

女性でプログラミングを習得してバリバリに活躍している方はたくさんいらっしゃいます。
例外的ですが、プログラミングは習得していないけど、うまく活躍している方もいらっしゃいますw

「システムエンジニア」と呼ばれる仕事は、実はいろいな仕事をする人をまとめて呼んでおり、実際は同じSEでも全く別の業務を実施している場合も多いです。

以下は、場所によってはいずれも「システムエンジニア」のくくりで呼ばれる場合もある仕事です。

  • プログラマ
    プログラムを作る人。無言でひたすらPCに向かってプログラムを書いている場合もあれば、チームメンバーと仕様の確認を頻繁に行うような場合もある
  • 保守・システム運用担当
    稼働中のシステムについて、不具合の修正や社内外からの問い合わせの対応を行う。場合によってはサポートセンターの問い合わせ窓口みたいな業務の場合もあるかも
  • テスター
    指示されたテストを黙々と実施する。効率を考えたり、コーディング時の視点を学べる、など得ることもいっぱいあるので、やるなとは言いませんが、実績としてはあまり見栄えが良くないので、テスターを長くやるのはあまりお勧めしません
  • ドキュメント作成
    主に大規模案件のウォーターフォール開発の上流工程や、システムマニュアルの作成など。案件によってはワードやパワポの作成のみの業務となり、プログラムを見る機会はほぼない場合もある

上記の通り、さまざまな仕事があるので、何かしら向いている仕事がある場合が多い、というのが現場で様々な方を見てきた私の感覚です。

「プログラミングは習得していないけど、うまく活躍している方」というのはドキュメント作成をやっている方ですね。

概ね、論理的に物事を考えるのが全く無理!という感じでなければ大丈夫です。
少し乱暴かもしれませんが、論理的に考える力は仕事をしているうちに実地で学べますし、必要なコミュニケーションも日々の業務の中で学べます。

と、ここまではポジティブな話でしたが、一方でやりにくさを感じる部分もあると思っています。

やりにくさを感じる場面もある

具体的には以下の点です。

  1. 女性が少ない案件にアサインする場合もある
  2. 稼働に波がある
  3. 周りに気を使われる

順に見ていきます。

1.女性が少ない案件にアサインする場合もある

全く気にしない方もいますが、案件やチーム内に気兼ねなく話せる社員がいない場合にやりにくさを感じている方が多いように思います。

チーム内に女性は一人だけ、みたいな案件もあります。

というか、派遣などの客先案件中心の会社だと、ざっくり5割くらいはチーム内に女性は自分だけ、みたいなことがあるかも。
※もちろんその会社の得意なジャンルだったり、女性比率などによるので私の個人的な主観によるものです。

業界全体の割合で見ると、男性の方が圧倒的に多いので、ある程度仕方ない面はありますね。。。

ここで割り切りが難しい方は少し厳しいかもしれません。

プログラミングスキルは問題ないが男ばかりの職場はつらい、と思う場合は女性比率が多い会社への転職やフリーランスとして独立することも選択肢に入りますね。

2.稼働に波がある

この業界ではよくこんな言い回しを見かけますが、あながち間違いではなく、携わる案件やチームによって、納期近くなると残業が増えるといったことがちょくちょく発生します。

最近は過労について世間の目が敏感になっていますので、大企業ほど残業は抑えられる傾向にありますが、中小企業は相変わらず高稼働な場合も多いかもしれません。

ちなみに現在私が務めている会社の各社員のひと月辺りの平均残業時間は7~9時間ほどで、結構抑えられていると思います。

現在の管理しているチーム全体の平均もこんな感じですね。

3.周りに気を使われる

女性が少ないので、野郎どもは気を使います笑

これが壁に感じてしまってやりにくさを感じている方もいるように思います。

もし距離を感じる場合は、「自分からコミュニケーションをとってみる」しかないと思います。

今の距離感が良ければ現状維持でいましょうw

まとめ

以上、女性はシステムエンジニアに向いてないか?というお題についてお話しました。

こんなことを言ってしまうと身も蓋もないですが、会社によって当たりはずれはあると思います。
就職前に自分に合った会社か情報を集めることは難しいですが、業種が業種なのでこのご時世、ネットに情報がたくさん転がっています。

現在就活中の方は、自己分析と合わせて情報収集は念入りにやっておいた方がよいですよ!

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この記事を書いた人

30代。
元営業職で拠点責任者を務めた後、エンジニアにジョブチェンジして現在プロジェクトリーダー
ちょっと(だいぶ)ふっくら。
嫁さん大好き。
貯金を頑張りたい。

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